宮城交通

【放送テープ】宮城交通 地下鉄泉中央駅→東北学院大学泉キャンパス

今回紹介するテープは宮城交通です。
このテープの特徴はズバリ

再生時間の短さ!!

そうなんです、再生時間は僅か1分30秒ほど。
その謎もろとも紹介していきます。

宮城交通について

今回もまずはじめに宮城交通について簡単に知っておきましょう。

設立は1970年。宮城バス、宮城中央バス、仙南バスの3社新設合併によって出来上がりました。実は3社のいずれも過去に吸収合併してできた会社であり、全身会社はその数5社を超えるのです。

この会社、2000年にも宮交開発と合併しミヤコーに社名変更、宮城交通の社名は一旦子会社化してしまいます。それでお話は終わらずに2007年、ミヤコーが子会社の宮城交通を合併し、宮城交通に商号が変わって今に至ります。

社名の変化をまとめておくと、

宮城バス・宮城中央バス・仙南バス→宮城交通 → ミヤコー → 宮城交通

こうなるわけです。また、宮城中央バス 仙南交通という2社が現在あるそうですが、この宮城交通やその全身となる会社とは無関係なようです。

余談にはなりますが、株主の約14%を名古屋鉄道が占めており、バスのカラーリング、ライン共に名鉄バスと同じ車両も走っています。

学生御用達! 東北学院大学線

東北学院大学線は七北田新町経由と高玉町経由の2路線が存在しますが、こちらは七北田新町経由の32番です。32番はもともと仙台駅(・地下鉄八乙女駅)発着が全区間なので地下鉄泉中央駅発は路線的にいえば区間便ということになります。

このテープに関して言えば、宮城交通の公式HPの時刻表にも記載がない学生専用通学便。地下鉄泉中央駅を出発するとノンストップで大学へ。テープの再生時間が短すぎる謎はここにありました(テープ内では同放送が数回録音されていて絡まり防止等の策が講じられている)。

駅から直行でしかも正門を越えてキャンパス内まで行けちゃうなんて至れり尽くせりですよね。

東北学院大学発行の新入生向けマップに時刻の掲載もありました。

廃止された東裏経由

さて、今までずっと七北田新町経由とお話してきました。テープには東裏経由と記載してますし、放送もされます。なぜでしょうか?

答えは簡単。東裏停留所が廃止され、経路変更が為されたからです。

浄満寺付近の交差点を右折して仙台バイパス(国道4号線)を突っ切っていたのが現在は泉交差点まで出て右折して仙台バイパスに一旦合流するルートに変わりました。

宮城交通といえば国際!

宮城交通といえば国際制作のテープですね。緑ラベルも存在しますが、オレンジラベルが多いイメージです。平成14年2月までは松原さん、3月からは森田さんの担当でした(路線によってはバラつきあり)。平成初期は古澤さんが担当していたこともありました。

それでは、学生に紛れて行ってらっしゃい。