車内放送

【放送テープ】南海バス 泉佐野駅前→熊取ニュータウン

今回は南海バスのお話です。
このテープの特徴は、

ウイングバス移管前の貴重なテープ!

南海バスについて

南海バスは2001年に南海電鉄より分社し、事業を引き継いで運行しています。

本社のある大阪府堺市を中心に松原市、河内長野市など85路線307系統の路線バスを運行(2007年7月現在)。

1999年に南海バスより早く分社して南海ウイングバス南部・金岡も出来上がっており、南部では泉佐野市や岸和田市など18路線80系統を。

金岡では東山営業所と金岡車庫の運行管理委託をしている他に中もず・平尾線の運行を担うなど大阪府の南側をカバーしています(いずれも2007~2008年時点のデータ)。

現在も運行。南海熊取ニュータウン線

現在も運行されているこの路線は現在南海ウイングバス南部に吸収されています。

南海本線の泉佐野駅を出発すると国道26号、府道20号線を通って途中JR熊取駅に立ち寄ってから国道170号線を進んだ後、南海熊取南交差点を左折していよいよ住宅地を回っていくもので所要時間は約30分ほどです。

現在フリー乗降区間が設けられてありますが、当時はありませんでした。

行き先で放送される「関西鍼灸短期大学」は関西鍼灸大学へ改組されたため、2006年に廃止されています。そして現在は関西医療大学に改称されています。

そして当時は希望が丘・自由が丘・若葉一帯を「熊取ニュータウン」と総称しており、現在はそれぞれの町名に合わせて停留所名が変わっています。

というわけで下記にまとめました。

変更された停留所名

熊取ニュータウン口 → 希望が丘南
熊取ニュータウン中 → 希望が丘中
熊取ニュータウン西 → 自由が丘
熊取ニュータウンセンター → 希望が丘北
熊取ニュータウン北 → 若葉

南海バス=国際

南海バスといえば国際企画(現 ケイエムアドシステム)制作ですね。規格は8トラ半速ですが、その昔は4トラ採用の時代もあったようです。

コミュニティー路線などはエンドレスエコーやKRK制作のものも見られます。

声優さんに関しては森田さんが主流のようですが制作年や路線によっては松原さんであったり鈴木さんであったりこちらもバリエーションは豊富のようです。

放送内容での判断はつきませんが、このテープに関して言えば南海ウイングバス南部移管前の貴重な音源と言えます。もっと言えば南海電鉄の分社前のものでもあります。

南海バスと言えば業務放送中にオルゴールが流れるのも特徴の一つです。

それではウイングバス移管前の貴重な放送をお楽しみください。