車内放送

【放送テープ】群馬バス しんとう温泉→高崎駅

今回は群馬バスのお話です。
このテープの特徴は、

この路線以外は貴重!

今回紹介する路線はちょくちょく姿を見せるのでこの路線以外のテープが出てくればそれは貴重ということになります。

群馬バスのテープ自体あまり見かけないので結局は珍しいことになりますね。

群馬バスについて

群馬バスは高崎市を中心に乗合・貸切バスを運行しています。

前身として1942年に上毛(中央)自動車、満島商事合資会社、ハヤブサ自動車商会、平林自動車商会を統合して群馬合同バスが設立されました。

その後も県内の乗合自動車事業者の買収・吸収が進められ、1945年に群馬バスに会社名が改められます。

1990年までにタクシーやケーブルカーの会社を買収系列化したり不動産の設立やビルの竣工などが行われました。

2001年に従業員らが出資して株式会社群馬バスが出来上がりました。前の会社よりバス事業を譲渡されたことを受けて前の群馬バス株式会社は上毛施設に社名変更します。

そして同時に1957年に系列で属していた東京急行電鉄のグループを脱退しています。

現在も残る路線

この路線は現在も残っていますが、2009年に榛東村役場の移転にでしんとう温泉~榛東村役場間のわずかな距離が延伸されています。

40を超える停留所数で通しの現在の運賃は680円。およそ45分で結びます。

高崎駅方向は本町二丁目を、榛東村役場方向はあら町停留所を通りません。

 

変更された停留所名

上宿 → 井出上宿

気になるしんとう温泉

さて、気になるのはしんとう温泉。

調べてみると正しくはしんとう温泉ふれあい館で健康ランドのような日帰り温泉といったところ。

ナトリウム・カルシウム塩化物系の天然温泉を使用した露天風呂、大浴場をも備えた施設。足湯もある他、大広間やゲートボール場やグラウンドゴルフ16ホールもあるようで食事もできるしちょっと一休みするにはちょうど良さそうな施設でした。

群馬バス=タマキ・オーディオ

群馬バスといえばタマキオオーディオ制作です。現在は登記官によって閉鎖されているようです。

タマキ・オーディオといえばラベルが国際標識(ケイエムアドシステム)や昔のエンドレスエコーとラベルが似たり寄ったりだったりテープの継ぎ接ぎ部分が金属製の箔を採用していなかったりテープそのものからも独自の雰囲気が漂っています。

声優さんも数人いますが、一部はネプチューン(レゾナント)でも聞くことができます。

群馬バスは等速です。そして群馬バス特有の言い回しにも注目です。
整理券を区間券と呼んでいたり、高崎駅が近くなったら「駅」とだけ略していたり。

そういったところにも注目しながらお楽しみください。